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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科58巻7号

2004年07月発行

文献概要

特集 第57回日本臨床眼科学会講演集 (5) 原著

網膜細動脈瘤に対する硝子体手術および網膜光凝固術適応についての検討

著者: 加茂雅朗1 戒田真由美1 柏野緑1 猪尾芳弘2 本山貴也2 白木邦彦3

所属機関: 1大阪市立北市民病院眼科 2永山病院眼科 3大阪市立大学医学部眼科

ページ範囲:P.1219 - P.1224

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 網膜出血が増強する傾向のない網膜細動脈瘤3例を検討し,次の結論を得た。初期出血が増加しなければ少なくとも1か月間は硝子体手術を控える。動脈瘤周囲に硬性白斑や出血が生じるか,インドシアニングリーン造影で動脈瘤に拍動があるときには,光凝固術が望ましい。出血が陳旧化して消退しないときには,内境界膜剝離を含めた硝子体手術を考慮する必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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