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文献概要
連載 他科との連携
耳鼻科と協同で行う涙囊鼻腔吻合術(鼻内法)
著者: 八田史郎1
所属機関: 1鳥取大学医学部感覚運動医学視覚病態学教室
ページ範囲:P.1564 - P.1565
文献購入ページに移動 涙道疾患は眼科医によって治療されることが多いのですが,涙道の入口は眼にあり,出口はわれわれが普段目にすることのない鼻腔内にあるため,ちょうど眼科と耳鼻科の境界の分野といえます。涙囊鼻腔吻合術(DCR)は,鼻外法はともかく鼻内法となるとわれわれ眼科医にはちょっと近づきがたいとお考えの先生も多いのではないでしょうか。
しかし,流涙や眼脂といった訴えをもった患者さんは眼科をまず訪れることが多いため,涙囊炎を含む涙囊疾患は眼科医が主導して治療されている場合が多いと思います。私もDCRを鼻外法でときどき(年間10数人程度)はしていましたが,鼻内法については最近まで経験がありませんでした。
しかし,流涙や眼脂といった訴えをもった患者さんは眼科をまず訪れることが多いため,涙囊炎を含む涙囊疾患は眼科医が主導して治療されている場合が多いと思います。私もDCRを鼻外法でときどき(年間10数人程度)はしていましたが,鼻内法については最近まで経験がありませんでした。
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