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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻1号

2005年01月発行

文献概要

連載 今月の話題

多局所ERGが診断に役立つ網膜疾患

著者: 近藤峰生1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.9 - P.16

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多局所網膜電図(多局所ERG)を用いると,わずか4分程度の検査時間で多数の局所ERGを一度に記録することができる。この多局所ERGが診断に特に有用であるのは,眼底が正常でありながら網膜の局所に機能障害を生じる疾患群である。本稿では,その代表的疾患であるAZOOR(acute zonal occult outer retinopathy)とOMD(occult macular dystrophy)について,その臨床的特徴と多局所ERG所見について述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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