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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻1号

2005年01月発行

文献概要

臨床報告

硝子体切除術,網膜前膜剝離,視神経血管腫の直接レーザー光凝固を行い視機能が温存できたvon Hippel Lindau病の1例

著者: 郡司桂子1 大原國俊1 志和利彦1

所属機関: 1日本医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.95 - P.98

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26歳男性が小脳血管芽腫の手術を受け,眼所見精査のために紹介され受診した。既往として12歳のときに腎腫瘍摘出を受けていた。右眼は正常で,左眼には周辺部網膜と乳頭に血管腫が各1個あった。その6年後と8年後に左眼に硝子体出血が発症した。出血が吸収した後に2個の血管腫に波長577nmでの色素レーザー照射を行い,さらに硝子体切除と黄斑前膜剝離が行われた。左眼の状態は2年後の現在まで安定している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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