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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻10号

2005年10月発行

文献概要

連載 眼形成手術手技8

術後の整容面に関する話合い

著者: 野田実香1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1666 - P.1670

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はじめに

 眼形成手術で機能的改善を果たしても,整容面に問題が生じると患者は満足しない。そこで問題となるのが,人によって手術に求めるものが違うということである。機能面の改善だけで満足する場合,美容面を期待していた場合,そもそも手術に頼るべき問題ではなかった場合などさまざまである。医師の価値観を押し付けてはならず,訴えに傾聴し,手鏡を持たせて確認しながら相談する必要がある。

 重要と思われる点を以下に挙げる。

  1)術前のシミュレーション

  2)患者の気づいていない点も指摘して確認しておくこと

  3)術中の確認

  4)些細なことだが気になりやすい点の把握

  5)本人が手術に何を求めているのか聞出し

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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