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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻11号

2005年10月発行

文献概要

特集 眼科における最新医工学 I.診断機器への応用

涙液メニスカスの曲率半径測定法―メニスコメトリー法

著者: 横井則彦1 丸山邦夫1 杉田二郎2

所属機関: 1京都府立医科大学大学院医学研究科視覚機能再生外科学(眼科学教室) 2名古屋大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器外科学講座

ページ範囲:P.77 - P.83

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はじめに

 メニスコメトリー法とは,眼表面の涙液メニスカスの曲率半径を光学的に計測する方法であり,最新のビデオメニスコメトリーシステムでは,非侵襲的に眼表面の涙液貯留量に関するリアルタイムの情報を得ることができるため,涙液動態の評価が可能である。日常臨床において本法は,涙液量の多少を評価できるだけでなく,さまざまな臨床研究への応用が期待しうる。本項では,涙液評価法におけるメニスコメトリー法の位置づけ,これまでの臨床応用,その将来についてまとめてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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