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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻13号

2005年12月発行

文献概要

連載 眼科図譜345

上顎洞癌切除後患者にみられた水晶体囊真性落屑

著者: 遠藤勝久1 牧野伸二1 金上千佳1 金上貞夫1

所属機関: 1自治医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1948 - P.1949

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緒言

 水晶体囊真性落屑は水晶体囊偽性落屑とはまったく異なり,水晶体前囊の一部が剝離し,セロファン膜様に前房中に立ち上がる疾患で,原因としては長時間の熱照射を受ける職業従事者に多く報告されていたが,そのほかにも炎症,外傷によるものや原因不明の特発性の報告がある1,2)。今回,上顎洞癌術後の患者にみられた本症の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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