icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻13号

2005年12月発行

連載 日常みる角膜疾患33

単純ヘルペス性角膜炎(上皮型)

著者: 川本晃司1 近間泰一郎1 西田輝夫1

所属機関: 1山口大学医学部分子感知医科学講座(眼科学)

ページ範囲:P.1954 - P.1956

文献概要

症例

 患者:60歳,女性

 主訴:左眼視力低下,左眼眼痛

 現病歴:約30年前から左眼の角膜炎を繰り返し発症していた。1994年3月,左眼の視力低下と眼痛を自覚したために当科を受診した。実質型角膜ヘルペス,遷延性角膜上皮欠損の診断で加療され,瘢痕治癒した。その後も近医にてステロイド点眼薬を用いて経過観察されていたが,2004年2月に再び左眼の視力低下,眼痛を自覚したために当科を受診した。

 既往歴・家族歴:高血圧。糖尿病,関節リウマチの既往はない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら