icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻13号

2005年12月発行

文献概要

臨床報告

混合型緑内障患者に対する1%ドルゾラミド点眼追加投与の眼圧下降効果

著者: 柴田真帆1 湯川英一2 新田進人2 森下仁子3 石橋秀俊2 原嘉昭2

所属機関: 1奈良県立奈良病院眼科 2奈良県立医科大学眼科学教室 3天理市立病院眼科

ページ範囲:P.1999 - P.2001

文献購入ページに移動
ラタノプロストとβ遮断薬の点眼で眼圧コントロールが不十分な混合型緑内障20例20眼に1日3回の1%ドルゾラミド点眼を追加し,その眼圧下降効果を検討した。これら20眼にはすでにレーザー虹彩切開術が行われていた。ドルゾラミド点眼を追加する前の平均眼圧は21.0±2.0mmHgであった。追加後1か月,3か月,6か月目のすべての測定時点で,追加前に比べて眼圧が有意に下降していた(p<0.05)。良好なコンプライアンスが得られるならば,ドルゾラミドの追加点眼でさらなる眼圧下降が期待できる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?