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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻3号

2005年03月発行

文献概要

臨床報告 カラー臨床報告

シクロホスファミド内服を試みた壊死性強膜炎2例

著者: 山田佑美1 大原國俊1 上玉麻子1 志和利彦1 高橋浩1

所属機関: 1日本医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.345 - P.348

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副腎皮質ステロイド薬が無効な壊死性強膜炎の2症例にシクロホスファミド内服が奏効した。1例は54歳女性で,左眼に壊死性強膜炎が7か月前からあり,ステロイド薬の点眼と内服は無効であった。1日量100mgのシクロホスファミド内服で2年5か月後に治癒した。他の1例は68歳女性で,20年前からの関節リウマチに対しプレドニゾロン内服を行っていた。両眼に壊死性強膜炎,右眼に角膜穿孔があった。シクロホスファミド内服と羊膜移植で4か月後に継続的な治癒が得られた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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