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連載 眼形成手術手技2
眼形成的運針術―(1)理論編
著者: 野田実香1 花園元1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.420 - P.425
文献購入ページに移動運針とは「針の運び」すなわち針の刺入から針の刺出までの動きをいう。組織に対する損傷を最小にするためには,針をその彎曲に従って進めるのがよい。
針がつくる円を軌道とした運針を行えば,針が曲がったり折れたりすることもなくなる。
理想的な運針は,
1.刺入点と刺出点が正確に位置していること
2.組織の取り込み量が適切であること
3.組織に対する損傷が最小であること
である。
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