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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻4号

2005年04月発行

文献概要

特集 第58回日本臨床眼科学会講演集 (2) 学会原著

全層角膜移植術における視力予後への影響因子の検討

著者: 草野真央1 築城英子1 今村直樹1 小川月彦1 北岡隆1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科

ページ範囲:P.463 - P.466

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 過去47か月間に行った全層角膜移植術69例80眼の成績を検討した。対象は術後の経過観察が3か月以上できたものに限定した。角膜移植の対象は水疱性角膜症25眼(31%),角膜白斑24眼(30%),再移植15眼(18%),円錐角膜9眼(11%)であった。術後最高視力は62眼(78%),術後最終視力は44眼(55%)で改善した。強角膜片摘出までの時間と提供者の年齢は,視力改善率と透明治癒率に影響しなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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