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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻4号

2005年04月発行

文献概要

特集 第58回日本臨床眼科学会講演集 (2) 専門別研究会

レーザー眼科学

著者: 岸章治1

所属機関: 1群馬大学医学部眼科

ページ範囲:P.528 - P.529

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 「レーザー眼科学」は昨年同様,一般講演,レーザーカンファランス,特別講演の3部構成で行われた。

【一般講演】

 斉藤孝恵氏(東北大)らは網膜色素上皮上に限局した漿液性網膜剝離を認めた77歳男性の光干渉断層像を示した。浜田幸子氏(浜田クリニック)らは光干渉断層計(OCT)で糖尿病網膜症が発症する前の患者(NDR)と正常人の網膜神経線維層厚(RNFL)を測定し,興味ある結果を報告した。すなわちNDRのRNFL値は正常例より低く,血圧が上昇するとさらに低下する傾向があること,正常例より加齢による低下が大きいことを示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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