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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻5号

2005年05月発行

文献概要

特集 第58回日本臨床眼科学会講演集 (3) 話題

卒後研修での眼科研修―現状の全国調査と問題点

著者: 綾木雅彦1 谷口重雄1 高木康2 松橋正和3

所属機関: 1昭和大学医学部藤が丘病院眼科 2昭和大学臨床研修センター 3東邦大学医学部第一眼科学教室

ページ範囲:P.722 - P.724

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新しい卒後臨床研修制度が2004年度から発足した。この制度の中で,眼科研修の現状と問題点を知るために,80大学の眼科にアンケートを送った。その結果,73大学(回収率91%)から回答があった。卒後臨床研修の中で眼科を選ぶことは全大学で可能であり,その期間は2週間~12か月までさまざまであった。眼科を選択する予定者は平均1.9名であった。2004年度の眼科入局者は,73施設の合計が92名であり,その内訳は,研修終了者53名,他科から26名などであった。23大学が,卒後臨床研修制度の発足に伴って関連病院が減ったと回答した。眼科専門医試験への対策は41大学(56%)で行われていた。回答者の大多数が,これからの眼科医数が不変ないし減少すると予想していた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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