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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科59巻8号

2005年08月発行

文献概要

特集 第58回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学会原著

網膜静脈分枝閉塞症に対する硝子体手術成績

著者: 長澤利彦1 内藤毅1 賀島誠1 塩田洋1

所属機関: 1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部視覚病態学分野

ページ範囲:P.1325 - P.1328

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過去47か月間に29例30眼の網膜静脈分枝閉塞症に対し硝子体手術を行った。年齢は52~83歳(平均66歳)であり,推定発症から手術までの期間は13か月以内に限定した。手術の目的は,黄斑浮腫,硝子体出血,黄斑上膜であった。硝子体出血8眼と黄斑上膜1眼ではすべて視力が改善した。黄斑浮腫21眼では視力改善13眼(62%),不変5眼(24%),悪化3眼(14%)であった。晩期の網膜静脈分枝閉塞症に対する硝子体手術は概して有効であると結論される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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