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綜説
腦底蜘網膜炎と眼
著者: 淺山亮二1
所属機関: 1京大眼科
ページ範囲:P.12 - P.14
文献購入ページに移動 脳底の限局性蜘網膜炎は歴史的には1904Nonneの記載にかかるPseudotumor cerehri或は漿液性脳膜炎(1897.Quinke)と稱せられていたものの中に宏く包含せられていたもので,其後1919に至つてLutzは,Pseudotumor cerebriの中には癒着性蜘網膜炎,又は出血によつた生じた嚢腫の存在する都を記載しているが,其後の研究によつて,脳底の限局性蜘網膜炎の全貌が明かとせられ,而も又之は脳外科の發達に負ふ所が多い。
其好發部位は視交叉槽が最も多く,次で側槽,脚間槽基底槽,小脳延髄槽等である。
其好發部位は視交叉槽が最も多く,次で側槽,脚間槽基底槽,小脳延髄槽等である。
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