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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻1号

1952年01月発行

文献概要

臨床講義

眼疾とコーチゾン

著者: 倉知與志1

所属機関: 1金澤大眼科

ページ範囲:P.57 - P.59

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 最近,腦下垂體前葉ホルモンの1つであるACTH (adreno cortico tropic hormon)とアクスにより刺激されて分泌される副腎皮質ホルモンの1つであるコーチゾンCortisoneとが世界の醫學界の注目を浴びて居り,これらの研究を行つたHench,Kendall,Reichstein諸氏に1950年度のノーベル醫學賞が與えられたことは,諸君が既に御承知の通りである。
 これらのホルモンは,當然のことながら,眼科領域でも利用され出し,當教室でも目下その應用經驗を重ねつつあるが,本日はその中から症例をとり上げ,この新しい藥剤がそれらに對し如何樣な効力を發揮したかを述べ併せてこれまでに得た經驗についても略述してみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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