文献詳細
文献概要
臨床實驗
結核性全眼球炎の臨牀的並に組織所見
著者: 谷口慶晃1
所属機関: 1九州大學醫學部眼科學
ページ範囲:P.741 - P.743
文献購入ページに移動緒論
數多き結核性眼疾患の中,全眼球炎の像を呈すろ惡性の眼結核に遭遇する機會は極めて稀とされて居り,從つて從來結核性全眼球炎に關する報告は極めて少く,外國ではLieto-Vollaro氏等9例,我國では後藤,小柳,增田,境,山根氏等5例の報告があるに過ぎない。私は最近結核性全眼球炎と思われる1例を實驗することが出來,其れについて臨床的並に組織的觀察をなす機會を得たので此所に追加報告したいと思う。
數多き結核性眼疾患の中,全眼球炎の像を呈すろ惡性の眼結核に遭遇する機會は極めて稀とされて居り,從つて從來結核性全眼球炎に關する報告は極めて少く,外國ではLieto-Vollaro氏等9例,我國では後藤,小柳,增田,境,山根氏等5例の報告があるに過ぎない。私は最近結核性全眼球炎と思われる1例を實驗することが出來,其れについて臨床的並に組織的觀察をなす機會を得たので此所に追加報告したいと思う。
掲載誌情報