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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻11号

1952年11月発行

特集 眼科臨床の進歩Ⅰ

結膜の細隙燈所見

著者: 國友昇1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.917 - P.922

文献概要

緒論
 我々眼科醫は皮膚科を除けば疾患の病巣を直接見得ると云う點で他の科よりも診斷學上優位に立つている。今1つ眼科に恵まれている點は血管を直接見得ると云う事である。人間の體で血管を見得る場所は色々記載されているが舌の裏を除けば他の場所では單に其の末端のみを見得るだけで我々が毎日眼底の血管を見たり結膜の血管を見たりしているのに較ぶれば其の範園に於て大變な相違がある。
 此の2つの惠まれた特長を生かす爲に我々を助けてくれているものが細隙燈であリグルストランドやトルネルの検眼鏡である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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