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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻12号

1952年11月発行

文献概要

臨床實驗

サルフアダイアジン中毒に因ると思はれる瞼縁瞼球癒着症の1例

著者: 石增榮1

所属機関: 1中華人民共和國ハルビン醫科大學外科系眼科

ページ範囲:P.1026 - P.1027

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 當地に於てもSulfanilamid劑は民間藥として,廣汎に使用され,副作用に於ては胃腸障碍,神經障碍等が注意されているが,眼科領域では一過性近視の外あまり障碍には遭遇することがないようである。
 私は最近サルフアダイアジンを連用し,顆粒性白血球減少症を惹起した症例に,皮膚口腔炎及び強度の瞼縁炎,結膜角膜炎を伴ひ,治癒後瞼縁,瞼球癒着症を起した珍らしい一例を經驗したので,既に日本の報告には見られるようであるが,追加報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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