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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻12号

1952年11月発行

文献概要

臨床實驗

角膜疾患に對するイミダリン角膜浴の治驗並にその血管ミクロメトリー成績に就いて

著者: 船本宏1

所属機関: 1慈大眼科

ページ範囲:P.1072 - P.1074

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 交感神經遮斷劑であるImidalin (Benzyl-imida-zoiine)は1933年Fourneau,Bovetにより始めてBenzodioxane類の抗Adrenalin作用として發表され,1939年Isler Hartmannにより著明な血壓降下作用のある事が確認されて居る。眼科的にはImidalinの全身的投與による使用帳報告例はChess,Youkman, M.Glees我が國に於ては最近阪大高木の報告があるが,人眼局所に點眼で用いたとの報告は未だ見當らない。そこで著者はImidalinの點眼並に角膜浴による角膜疾患に對する治驗と併ぜて眼機能に及ぼす影響をミクロメトリー法によつて觀察して居るが,現在迄に得た結果を發表すると次の如くである。實驗方法は萩原氏の角膜浴盃を用い,使用藥は2%のImidalinで角膜浴時間は10分間とした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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