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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻12号

1952年11月発行

文献概要

私の經驗

イソミタール

著者: 佐藤勉1

所属機関: 1順天堂醫科大學

ページ範囲:P.1078 - P.1079

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 精神科の懸田教授がアミタール(邦製はイソミタール)が,神經症に良く效くと言われた。それで,私は13歳男兒のTic facialeによる眼瞼痙攣に内服させて見た。1週間で輕快,2〜3週の間に全快し,その後1ヵ月ばかり後療法として内服を續けさせた。もう治療終了後約半年になるが再發はないようである。眼科的所見の無い眼瞼痙攣で,内服以外には,洗眼と,オフラしか,行わなかつた。私にTicが癒せたのは,これがはじめてである。遇然かも知れぬが,アミタールは,今後も試みたいと思つて居る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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