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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻13号

1952年12月発行

文献概要

臨床實驗

網膜色素變性に對する頸動脈毬摘出及びシナホリン注射の效果について

著者: 齋藤規子1

所属機関: 1日本醫科大學眼科學教室

ページ範囲:P.1096 - P.1098

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緒言
 網膜色素變性の治療については色々な人が色々な事を試みている。例へば沃度加内服。血官擴張劑の吸引。鹽化カルシウム劑の動靜注。肝臓療法。女性ホルモンや腦下垂體ホルモンの注射又は内服。鞏膜管推術。X線の間腦又は眼部照射等。又最近は頸動脈毬照射。牛腦下垂體前葉移殖が試みられて居るが本症に對し頸動毬滴出術を兵庫醫大井街讓博士が應用され,その效果ある事を報告されて以來私も本手術を試みた所豫想以上に治效の大なる事を認めたので術後に試みた"シナホリン"注射の成績とを合せまとめて報告してみようと思ふ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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