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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻13号

1952年12月発行

文献概要

臨床實驗

トラコーマに對するクロロマイセチンの効果に就ての研究(第2報)—Prowazek氏小體の消長に就て

著者: 土屋淳之1

所属機関: 1新潟大學醫學部眼科教室

ページ範囲:P.1122 - P.1125

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 トラコーマ治療に際しクロロマイセチンも1.0%軟膏として眼局所に適用すれば,テラマイシン,オーレオマイシンに比し優劣を認め難い效果の擧げられる事は,余が先に三國教授と共著にて報告したところであり,又本劑による各種濃度の比較に就ては余の前報にて發表したところである。前報にて余は高濃度を用うる程有效な事,高濃度を用いても全然刺戟の無い事,安定性である事等は本劑の利點であると述べたが,實地上は1.0〜2.0%軟膏を用いて充分の旨も記載した。今回はこの1.0%及び2.0%軟膏を用いた場合のProw-azek氏小髄(以下P小體と略する)の消長に就て追及したので以下にその成績を記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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