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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻13号

1952年12月発行

臨床講義

網膜血管硬化症を有する眼に原發性緑内障を合併した場合の診斷に就て

著者: 須田經宇1

所属機関: 1熊本大學

ページ範囲:P.1131 - P.1132

文献概要

 「近頃視力が落ちた。そしてその眼と同側の前頭部に鈍痛がある。」と言つて外來を訪れた患者で,眼底をみると視神經乳頭に萎縮があり,陥凹は可成り深く且つ網膜中心血管に硬化が見られ,然も眼壓は正常範園を越さない場合に,この視神經萎縮は果して血管硬化のみによるものか,又は緑内障が合併しているものか,診斷に迷うことがある。以下症例を擧げて具體的に検討してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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