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特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會 普通講演
(1)ティザックス氏病の2例に就て
著者: 大岡良子1 後藏峰子1
所属機関: 1東邦醫大眼科教室
ページ範囲:P.73 - P.75
文献購入ページに移動緒言
1881年にWaren-Tayは,家族性に現われ,白痴,視力障害を伴い,且つ特殊の眼底像を呈する奇異な1疾患を觀察し,更に1887年にSachsが同樣な症例を剖検して,腦組織にも著明な病理組織學的攣化を認め,1898年にこれを家族性黒内障性白痴として發表した。更に1905年にVogt及びSprilmyerは,各々別々に家族性に現われる一種の進行性點内障性白痴を報告し,兩側共に臨床上甚だよく似ており,而も腦組織學的所見によつて兩例は同病型に屬することがわかつた。
而してTay-Sachs氏病とVogt-Spieimyer氏病とは,臨床的に多くの類似鮎を有し,腦病理學的所見に於ても殆んど凡ての學者が本態的に同一なものと老えているが,眼科的所見に於てけ,その隔差を認めるので,兩疾患の分類鑑別は劃然としていない。
1881年にWaren-Tayは,家族性に現われ,白痴,視力障害を伴い,且つ特殊の眼底像を呈する奇異な1疾患を觀察し,更に1887年にSachsが同樣な症例を剖検して,腦組織にも著明な病理組織學的攣化を認め,1898年にこれを家族性黒内障性白痴として發表した。更に1905年にVogt及びSprilmyerは,各々別々に家族性に現われる一種の進行性點内障性白痴を報告し,兩側共に臨床上甚だよく似ており,而も腦組織學的所見によつて兩例は同病型に屬することがわかつた。
而してTay-Sachs氏病とVogt-Spieimyer氏病とは,臨床的に多くの類似鮎を有し,腦病理學的所見に於ても殆んど凡ての學者が本態的に同一なものと老えているが,眼科的所見に於てけ,その隔差を認めるので,兩疾患の分類鑑別は劃然としていない。
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