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特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會 普通講演
(3) Mac Callanの分類に依るTrachoma患者の統計的觀察
著者: 木村泰三1
所属機関: 1九段坂病院眼科
ページ範囲:P.77 - P.79
文献購入ページに移動 萬國Trachoma豫防協會の會頭Mac Callan1)が,彼のTr.病期分類法を發表したのは1934年であり,恩師伊藤教授は2)直に其の價値を認められ翌1925年より彼の分類法を採用して居られる。近時我國に於ても漸時同氏の分類法が用いられるに到つたのは蓋し同法が伊藤教授の述べられる如く運用上及び學問的記録上頗る好適であり,世界的に用いられるに到つた爲と思われる。然るに同法に依るTr.の統計的觀察は文献上見當らぬ樣に思われるので,自分の水戸赤十字病院在職中4カ年に得た成績を,先に發表した3)3ヵ年分の成績の追加として此處に發表させて戴く。
統計材料としては昭和22年より25年に到る間の眼科外來患者中のTr.患者で,年令別,性別,病期別,年度別に於て特に外來患者中Tr.患者が何等かの事情で増減すべき事は考へられなかつた。又各年度別の病歴の重複を避けた事は勿論である。
統計材料としては昭和22年より25年に到る間の眼科外來患者中のTr.患者で,年令別,性別,病期別,年度別に於て特に外來患者中Tr.患者が何等かの事情で増減すべき事は考へられなかつた。又各年度別の病歴の重複を避けた事は勿論である。
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