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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻2号

1952年02月発行

文献概要

特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會 普通講演

(19)虹彩震盪の成因に就て

著者: 小口武久1

所属機関: 1桐生厚生病院

ページ範囲:P.124 - P.124

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虹彩震盪の成因は,眼科の教科書に書いてあるが,其の記載はまちまちで,水晶體の不全或いは完全脱臼を擧げている者が多く,一部には水晶體の缺乏を擧げている。私は,虹彩震盪がどんな場合に起つて來るかを知るために,最近經驗し記載のはつきりしているもの45例を調べて見た。其の結果は,(數字は眼數) 白内障手術後に發生したもの21(中老人性15外傷性2,先天性2,併發2) 水晶職脱臼 12(全症例で例外なく認められた) 高度近視 3 虹彩後癒着 3(全癒着2,部分的1) 白内障   2(老人性1,X線1) 瞳孔閉鎖  1 網膜剥離  1 癒着性白斑 1

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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