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特集號 第5回關東甲信磐越眼科集談會 普通講演
(23)諸種内分泌製劑の網膜血管徑に及ほす影響—(1)腦下垂軆後葉製劑に就て,他
著者: 宮下和子1
所属機関: 1新潟大學醫學部眼科
ページ範囲:P.134 - P.150
文献購入ページに移動緒論
腦下垂體製剤ピツイトリンの眼壓作用に就ては從來數多の實驗的研究があり,又緑内障眼に用いた臨床報告もある。眼壓變動機轉の説明としては全身血壓との關係,末梢血管作用等が重視されている。然しこれらの説明は多く動物實驗に根據をおくものであつて,これを人眼に直ちに適用されるか否かは疑問とするところである。
余は人體に獄て腦下垂體後葉製剤一アトニン(帝國臓器)を用い測微計測法により網膜血管徑を計測し眼壓,血壓との關係を追求したので以下にその成績を記載せんとするものであるが,腦下垂體後葉製剤が眼内血管,特に網膜血管徑に如何なる影響を及ほすかに就て綱膜血管徑の測微計測法は未だ全く之を見ないところとする。
腦下垂體製剤ピツイトリンの眼壓作用に就ては從來數多の實驗的研究があり,又緑内障眼に用いた臨床報告もある。眼壓變動機轉の説明としては全身血壓との關係,末梢血管作用等が重視されている。然しこれらの説明は多く動物實驗に根據をおくものであつて,これを人眼に直ちに適用されるか否かは疑問とするところである。
余は人體に獄て腦下垂體後葉製剤一アトニン(帝國臓器)を用い測微計測法により網膜血管徑を計測し眼壓,血壓との關係を追求したので以下にその成績を記載せんとするものであるが,腦下垂體後葉製剤が眼内血管,特に網膜血管徑に如何なる影響を及ほすかに就て綱膜血管徑の測微計測法は未だ全く之を見ないところとする。
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