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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻5号

1952年05月発行

文献概要

臨床實驗

Laurence-Biedl氏症候群の2例

著者: 山根甫夫1

所属機関: 1京大眼科

ページ範囲:P.385 - P.388

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緒言
 網膜色素變性症が種々の先天異常を合併する事は,古くより知られていたが,この網膜色素變性に,脂肪過多症,痴呆症,生殖器萎縮及び指趾異常を伴う一定の症候群の在る事を,1866年Laure-nce及びmoonが始めて記載し,次で1920年Bar-det.1922年Biedlにより報告された。爾來所謂Laurence Biedl氏症候群として注目され歐米文献中には既に200例を超える報告を見る。我國でも昭和9年上野氏の報告以來數例がある。幸い私は次の2例を得た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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