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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科6巻5号

1952年05月発行

文献概要

銀海餘滴

保險問答—視神經炎と眼球注射

著者:

所属機関: 1東京Y事業所

ページ範囲:P.412 - P.412

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問 私の所のS被保險者は約半年前,眼を患いましたので某大學附屬病院の診斷を受けましたところ視神經炎だと云われ,治療法としては眼球注射を約半年も根氣よくやれば效果が現われると云われたそうです。しかし自宅と遠くはなれているので通院する事も困難だから近所の眼科專門醫に轉醫して治療を受ける樣指示されました。そこでSは早速附近のD醫師をたずねて事情を話した所O-Kになり爾來約半年間大學で指示を受けた樣な治療を受けたところ,大學で云つた樣に效果が著しいものがあつたので喜んで居つた所D醫師はもう少し治療をつづければより效果は著るしいが6ヵ月以上も同じ治療を續けると支拂基金で査定さわるからこれ以上出來ない旨宣告されました。Sはそこで自費でもよいから治療してくれる樣依頼したが差額徴收は健康保險の法度だから殘念ながらだめだと云われたそうです。この場合どうしたらよいでしようか?

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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