文献詳細
臨床講義
文献概要
患者は29♀,某醫の妻,初診は昭和26年1月12日家族歴には特記する事なく生來健康で著患を知らない。
昨年10月中旬第2番目の子供を産んでから多少疲れ易くなつたと云つている。約1カ月前から左眼の充血と異物感,流涙及び羞明を覺え專門醫を訪れた所メボシと云われ治療によつて1週間後には大分樂になつた。年末多少無理をした所,再び充血が強くなり症状は元に戻つたがお正月になつたので其儘我慢した。1月6日再び治療を受け其後續けていたが段々惡化する樣なので1月12日來院した。體格榮養共に普通より良く皮膚にも異常なく所謂腺病質の體質であるとは云えない。
昨年10月中旬第2番目の子供を産んでから多少疲れ易くなつたと云つている。約1カ月前から左眼の充血と異物感,流涙及び羞明を覺え專門醫を訪れた所メボシと云われ治療によつて1週間後には大分樂になつた。年末多少無理をした所,再び充血が強くなり症状は元に戻つたがお正月になつたので其儘我慢した。1月6日再び治療を受け其後續けていたが段々惡化する樣なので1月12日來院した。體格榮養共に普通より良く皮膚にも異常なく所謂腺病質の體質であるとは云えない。
掲載誌情報