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雑誌目次

雑誌文献

臨床眼科6巻8号

1952年08月発行

雑誌目次

綜説

最近眼科の2-3管見—(其1)—東京眼科講習曾講演(27.6.1)

著者: 中村康

ページ範囲:P.587 - P.595

〔I〕開眼手術
1)白内障手術の鞏結膜縫合。
 單純(無虹彩切除)白内障手術に伴ふ虹彩脱出の豫防は,從來專ら縮瞳と安靜によつてゐたが,此だけでは充分でない。結膜辨切開後の結膜縫合を行つても,虹彩は脱出する。最近之に向つて,鞏膜結膜縫合と前房内生理的食鹽水或は空氣注入と言ふことが試みられてゐる。本法に依るときは,絶體安靜を要しないし,其經過が頗る良く,殊に白内障全摘出を行つたものは,術後の視力が1.2に達するものが勘くないと言ふ。其で結膜縫合の順序から次のものを區別する。
1)結膜—結膜縫合法。

臨床實驗

麻痺性角膜潰瘍の本態的考察

著者: 呉基福

ページ範囲:P.596 - P.599

緒言
 麻痺性角膜潰瘍の本態に就てはMagendie氏の實驗以來種々なる動物實驗が試みられたが今日尚明瞭なる結論に達していない。私は最近麻痺性角膜潰瘍の1例を経験したので其の臨床所見を報告すると共に本症に於ける角膜周擁毛細血管の細隙燈所見及び本症の本態に就て論じて見たいと思う。

軸性視神經炎の潜在性に就て(1)

著者: 佐々木統一郞

ページ範囲:P.600 - P.604

——(その1)症例に對する考察——
 眼精疲勞又は輕い視力障碍を訴えて訪れ,眼鏡,眼姿等の矯正で症状緩解せぬものに,視野暗點の検査により軸性點の潜在を認め,其の治療を加味して初めて滿足すべき結果を得ることがある。同樣の輕症軸性炎が爾他眼疾患に共存して自他覺症状を複雑ならしめて居る場合も少なくない。
 検出される暗點は主として色視標特に赤に對する比較的虚性暗點に止まり而も良視力を保有する場合が多いので多忙な外來では看過され易いが,展々近視,近亂等と誤まられ,之の方面の研究にも影響する處少なからぬ樣に思われるので,2,3症例を掲げて本症潜在の診斷的意義を明らかにし併せて私見を加えて見たい。

先天性脈絡膜缺損眼に起った網膜剥離手術例4例

著者: 三根亨

ページ範囲:P.605 - P.606

緒言
 先天性脈絡膜缺損眼に起る網膜剥離の報告は1894年Rindfleischが報告して以來人の知る所であって,Fucnsの教科書には屡々起ると記載しているが報告例は1925年のWagener & Gipnferの2例,河本の2例,濱田の2例,中林Tertschの例の他1849年百々の5例を數へるのみで観祭例は稀に屬するものと思われる。
 著者は最近同症の4例を經驗し,中1例は百々の報告したもので,同手術後に出來た綱膜索(Ne-tzhautleiste)のための續發性剥離であつたが他の3例は何れも原發性に來たものであり,手術に依り好結果を得たものであるのでここに報告する。

語義から見たNeuromyelitis opticaと軸性視束炎

著者: 桑島治三郞

ページ範囲:P.607 - P.610

〔I〕
 急性視束炎と脊髄症状とを合併する症候群は通例Devic氏病とよばれるが,その病名は報告者によつて區々で,例えばoptic neuritis and my-elitis(Sharkey)Neuromyélite Optique aiguë(Devic),Ophthalmo—encephalo—myelopathy(Barrera),Ophthalmoneuro-myelitis(de La-personne),Opticoencephalomyelitis(Klar),abortive(akute)multiple Sklerose(Kyrieleis)その外Retrobulbäre Neuritis mit Myelitis,herdfömmige opticospinale Erweichung最も簡單にはNeuromyelitisなどあり,わが國でも視束(視神経)炎を伴う脊髄炎,視束脊髄炎などゝよばれている。本症候群のよび方がいろいろあるのはその本態論ないし異同論とむすびついていることで,簡單に統一することは困難であろうと思う。このことは私の今まで本誌上に發表して來たものゝでも屡々ふれて來た處である。
 本症候群に最も普通に用いられるNeuromyelitis opticaあるいはOpticomyelitisの邦語譯は視束脊髄炎が一般に用いられ又は視束髄炎と譯される。

瀰蔓性角膜實質炎の細隙燈所見

著者: 菊川舜二

ページ範囲:P.611 - P.612

緒言
 私は瀰蔓性角膜實質炎の角膜溷濁の發生及び吸收機轉並に角膜血管の新生及び消失機轉を15例21眼に就て炎症初期から消失期に至るまで細隙燈を以て観察した。観察時には角膜及び血管に及ぼす影響を避ける爲藥物の點眼は行わなかつた。又角膜移植術の際摘出した後胎白斑の組織所見を參考とした。

眼窩腺腫の1例

著者: 宇津見義治

ページ範囲:P.613 - P.614

緒言
 眼窩腫瘍に關しては從來幾多の症例が報告せられているが,其の中で眼窩腺腫に關するものは極めて僅かで,私が文献を渉獵した範圍内では僅かに關冠武氏の生後5ケ月の小見に發生した眼窩腺腫の1例があるのみである。然し乍ら眼窠内に増殖する腺腫の内,特に涙腺より生じたことが明瞭なるものは涙腺腺腫として報告されてゐる。斯る症例も亦僅少にして1845年Halpin以來20例を數ふるに過ぎない。私は最近55歳男子の左眼に發生した眼窩腺腫の1例を經驗し,其の組織學的検索を途げたので茲に報告する。

特發性葡萄膜炎の2症例とカルメツト眼反應

著者: 菅原淳

ページ範囲:P.615 - P.617

緒言
 特發性葡萄膜炎の本態については眼所見と全身所見とを同時に完全に説明されるものでなくてはたらないが,幾多先賢の非常な努力にも拘らず今日未だ遺憾ながら決定的なものがない。
 本症の原因については諸説あり,結核説もその有力な一つで中村文平教授等が唱導して居られる。私は茲で幸にフオクト小柳氏型と原田氏型に遭遇したのでカルメツト氏のツベルクリン點眼反應に加えツベルクリンを皮下注射し仔細に全身反應局所反應病竈反應を検し,併て全身所見をも検する機會を得たので,報告し以て本症の結核説につき2,3私見を述べたいと思う次第である。

白内障嚢外摘出後の早期離床

著者: 鴻忠義

ページ範囲:P.618 - P.620

緒言
 輓近外科領域に於ては手術後の早期離床2)が普及しているが,早期離床と云うことは今更新らしいことではなく既に前世紀末から提唱されている所で,殊に開腹術後の早期離床は只單に術後安靜にして居らねばならぬ苦痛から開放されるのみならず循環が良くなり肺の合併症及び尿閉の防止,自然排氣の速進,食慾増進等の利點多く,從つて術後の恢復を早めると言われている。
 白内障手術は其の成否が極めて明確なものであり而も眼にとつては致命的運命を課するものであるから手術は素より後處置は安全確實な方法を選ぶことが望ましいが必要以上のことは避くべきであろう。即ち從來行われて來た後處置は餘りにも愼重であり兩眼帶及び安靜を保たせておく期間が長すぎるのではあるまいか。此の點に關しての文献は少い樣であるが,廣田氏3)は大正12年に當時の東大眼科で行われていた白内障手術の後處置を紹介された論文中に,障害のない限り早期離床を許し平常の生活に戻すことが望ましいことを,又丸尾氏4)は昭和3年に京大眼科の統計から硝子體或は虹彩脱出のない時は早期に繃帶を除去する方が良いと述べている。而し乍ら手術後の早期離床の具體的の實施方法を示したものはなかつた。

再びRecklinghausen氏病に於ける虹彩前面の所謂多發性小結節の病理組織學的所見に就て

著者: 石井光一 ,   山田儀平 ,   小野勉

ページ範囲:P.621 - P.623

 Recklinghausen氏病に見る虹彩前面の所謂多發性小結節の病理組織學的所見に就ては余等は昨年の本誌上(第5卷11號)にて發表したが,今回更に本症の2例を經驗してその組織學的檢査を行う機會を得たのでこゝに追加報告する。

クロロマイセチン内服による交感性眼炎治驗例

著者: 三國政吉 ,   米山高德

ページ範囲:P.624 - P.626

 交感性眼炎の原因本態に關しては從來諸説があるが,近年Eugen Schreck (1949,-50,-51)の研究によれば本症は微生物によつて起るもので本症患者の眼房水を材料として鷄化鷄卵漿尿膜に接種増殖せしめる事が出來るし雛の目に接種しても證明せられる。この微生物は1)リケツチア屬に近いものと思われるからスルフアミン剤やペニシリンによつては多く期待されない。尚若しペニシリン又はストレプトマイシンを固定微生物(fixedflora)に作用せしめられるならばバクテリアはリケツチアから分離され前者は破壞されて後者の増殖は高められる事を銘記すべきである。之に反しオーレオマイシン,クロロマイセチン,パラアミノ安息香酸並にパラアミノサリチル酸を試みる事は價値あるもののように想われると述べて居る。「余等は最近偶々本症の1例に遭遇したのを機會にクロロマイセチン内服療法を試みたところ,効果極めて顯著にして治癒せしめ得た經驗を持つので茲に簡單に報告する。

眼結核のレ線照射治療に關する實驗的研究(第1編 豫備實驗)—實驗的眼結核の臨床的觀察/眼結核のレ線照射治療に關する實驗的研究(第2篇)—深部治療用レ線發生装置に依る治療成績

著者: 村田正夫

ページ範囲:P.627 - P.641

序言
 結核性疾患に對しレ線照射が時に著效を奏する事は既に一般に認められる處であつて,之を歴史的に觀ると既に1897年Kummel, Freund, Schiff1)等が尋常性狼瘡に,Sinapinusが腹膜結核に試みたに始り爾來各種の結核性疾患に應用せられその報告は極めて多いがこれを摘録すればBergo-nie u. Teisser (1898)1), Hilpert (1922)2)Steph-an (1921)3) Bacmeister (1913, 1917)4)は肺結核に,Lorey (1922)5)は腎,膀胱結核に,Gál (1933)6)は婦人生殖器結核に,Wllliams pusey (1902)1)は淋巴腺結核に,Freund (1921)7)は睾丸副睾丸結核に,Lannelongue (1897)8)Baisdh (1911,1913)9)は外科的結核に,Kirmisson (1897)1)Ise-rin (1910)10)は骨,關節結核に應用して夫々效果を認めている。
 一方眼結核に就て觀るとJendralski (1921)11)Birch-Hirschfeld (1922)12)以來臨床治驗例は極めて多いがレ線照射の適量が眼結核の各種の病型,時期に從つて異るべきは容易に想像せられる處であるにも不拘,この適切な照射條件に關しては從來の業績はなお不滿の點が尠くない。

銀海餘滴

實際眼科の小經驗「テラマイシン」

著者: 中泉

ページ範囲:P.604 - P.604

A)トラコーマにテラマイシンを使えというのは只今の眼科の常識で誰も疑わない所ですけれども,1日1回位テラマイシン軟膏を入れても仲々なほらない樣ですね。それに患者も充血がとれて樂になるとあきてしまつて通院しなくなります。「テラ」が出ても仲々「トラ」の根治は出來そうもありませんね。
B)そうですね。仲々能書通りには敷かないのではありませんか,近頃は患者の方が廣告文等でえらくなつて「テラ」を使えば半月で輕トラは全治,難症も3月で必ず全治する。その證據には厚生省はトラコーマにテラを3カ月以上は使用を禁止しているではないか。トラコーマさえうまく治せない醫者は眼醫者ではない。そんなの早くやめてしまえ,という鼻息で醫者につめよつて來るので腕のにぶいは萬々承知なので劣等感におそわれていやになつてしまう事が度々です。

東京眼科醫會總會

著者: 中泉

ページ範囲:P.620 - P.620

 昭和26年度(27年3月末日迄)の報告をなすべき東京眼科醫會定期總會は4月中に開催すべき會則であつたけれども種々の關係で延々となり6月中に開く事となり首尾よく6月29日(日曜日)午後に順天堂醫科大學臨床講堂で開催された。出席者は會員約百名ですこぶる盛會であつた。總會終了後同大學附厩病院樓上で懇親會が開催され約50名の出席者があり皆々歡をつくして散會した。
 總會の次第は中泉副會長開會の辭,黑澤會長挨拶,須田理事會計報告,中泉井上理事庶務報告,終つて厚生省渉外課長齋田氏の歐米視察談あり。同氏のゼネバのWHの出席談,海外より見たる諸外國と比較した日本の社會醫療保險のあり方,保險者と醫療擔當者即ち厚生省と醫師の間の主張は永久に平行して決して永く妥結する時期はあるまい,又世界中で一番平和な都市は東京であり眞空状態の御蔭であるとの種々有益の面白き御話あり,會員一同感慨深きものがあつた。終つていよいよ當日の主題健保の問題に入つた。3月末に健保請求に關する講習會があり其時に眼科治療指針という謄寫版ずりを渡して請求方法につき種々講習をして質問應答があつた。其時にこれを擴大して充實した書物をつくる事となり小暮理事を擔當者として數氏の理事が應援して3カ月間ねりにねつて眼科保險醫必携という書物をつくつた。これを當日會員に頒つて(代金150圓)これについて種々なる質問應答があつた。

市販買藥點眼藥について

著者: 中泉

ページ範囲:P.626 - P.626

 市販賣藥點眼藥を使用して著しく眼病が惡化したといつて來院する患者が大部ある。
 多くは,つかれ目,のぼせ目位に思つて賣藥を點眼した所が急に惡化して急性結膜炎の樣になり,めやにが澤山出て充血してはれるとか,涙が澤山流れて困るとか,又眼瞼がひどくはれ上つたもの,又眼瞼縁炎樣になつたもの等がある。これらはそうなるべき筈のものが初期輕症の内に市販點眼藥を使用したのでその點眼藥には全然闘係のないという場合も勿論澤山あるであろう。又市販賣藥はすべて警視庁の許可を得た塵方で藥剤師が嚴重に調剤したもので害になる樣なものは調剤當時入つている筈はない。尤も許可通りの處方で睫毛が白變して困つている人も澤山ある。某高校の教官で睫毛白變ばかりでなく,眼瞼より下眼瞼はほほの部分迄皮膚が白變してしまい大きな黑色のロイドメガネを年中かけている人がある。この人は藥屋に文句をいつていつたら,藥屋の曰く,藥品はすべて警察の許可通り調剤してあつて,これに間違があれば責任を負いますが處方通りでいけないのは許可した警視庁が惡いので當藥店の責任ではないから警視庁に文句をいつて下さいと云われたそうである。處方が元來惡いというこんな場合はのぞいて上記の樣な事は屡々輕驗する所なので,これについて考えて見ると次の樣であるらしい。處方通りに正確に調剤されたにちがいないがこれが使用者の手に入る迄は一カ年以上も經過している場合が多い。

臨床講義

視束脊髄炎(球後視束炎)

著者: 加藤靜一

ページ範囲:P.642 - P.643

序言
 視束(視神經)脊髄炎(Neuro-myelitis optica,Devic's disease)と言う病氣は比較的稀であるから從來の一般教科書には殆んどこの病名も擧げられて居ません。宇山教授の「最近の眼科學」には軸性視神経炎又は球後視神經炎の一種として大きく取上げられてあり英米の眼科教科書にも記載されて居るもので臨床的にも病理學的にも興味の深い病氣でありますから,本日はこの病氣の典型的な經過を説明し,同時に所謂球後視束炎に總稱される概念が諸君には何となく分り難いだらうと思われるのでそれに就ての説明を加えることにしませう。

ヘルペス性眼炎(Ophthalmia herpetipetiea)

著者: 水川孝

ページ範囲:P.644 - P.647

 ヘルペスウイールスに關係あると思える興味ある3例の角膜疾患があるので供覧,同時にヘルペス性眼炎についてお話します。尚ウイルスに關する研究は電子顯微鏡の發達,化學者との協同による化學的研究(この爲にはウイールス精製に不可欲の超遠心器の發達が役立つた)により長足の進歩をなし,一見醫學の先端をきつている感がある。
 眼科領域に於いてもウイによると言われ又思われている疾患は多數ある。臨床醫家としてこれら發展しつつあるウイ學に關心をもつ事が更に新しい方面に進展して行かす爲に役立つ事があると信じ,ウイ研究の一端も時間のゆるす範圍で説明したい。

談話室

白内障全摘出法

著者: 三井幸彦

ページ範囲:P.648 - P.649

 私は先般(本誌6卷4號352頁)米國では白内障の手術は全摘出法が日常用いられており,その手術成績も極めてすぐれている事を述べた。その後多くの人からその術式の詳細に就て照會を受けたので,ここに一括して御返事する次第である。
 1.消毒その他の前處置に就ては改めて書く必要はないと思う。散瞳は中等度にする。

アメリカの眼科(3)

著者: 山賀勇

ページ範囲:P.650 - P.651

 前2回にわたり,アメリカの眼科について乏しい知識をもとに書いたけれども,實際は自ら行つて見たわけではないので,多分いろいろ誤りもあるかと恐れている。殊に1つの大學眼科に多くの教授があつたり,大きな病院に同時に多數の大家が集つていることについて,實際にはどのように行われているのかを知らないのであつたが,最近熊本大學の三井幸彦助教授が,歐米を一巡りして歸られそのお話を伺い,又本誌4月號にも載つている所を見ると,これは單に澤山の教授が顔を竝べているのでなくて,それぞれ得意の專門分野について深く研究を掘り下げると共に而もそうした各分野のエキスパートが,常に相會し,研究を發表し,意見を交換し得るようにしているということを知り,漸く納得が行つた次第である。
 そこでここに三井助教授のお許しを得てその持ち歸られた文献の中から,フィラデルフィアにある古い有名なWils Eye Hospitalの1950年度の報告書をかりて,アメリカの代表的な眼科病院の姿を紹介しようと思う。

外文抄録

British Journal of Ophthalmology 1951 January〜June

著者: 初田博司

ページ範囲:P.652 - P.652

1)伴性遺傳と思われる特異的な網膜剥離(SorsbyA., Klein M., Gann J. H. and Siggins G.)
2)慢性緑内障に來れる視神經症状群の一般病理學的根據(豫報)(Cristini G.)

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讀書寸感

著者: 中村康

ページ範囲:P.653 - P.654

 現在最近の眼鏡に關する本が手下に2-3册あるので之を今月來月で紹介することにする。獨書2册,英書2册をあげる。
1.Einfübrnug in die Brillenglasbestimmungdurch Sehschärfenprüfung (Pistor著)1947年版166頁950圓

基本情報

臨床眼科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1308

印刷版ISSN 0370-5579

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