文献詳細
文献概要
連載 眼形成手術手技11
眼瞼内反症 (1)理論編
著者: 野田実香1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.18 - P.23
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眼表面に対する睫毛の方向性に異常がある場合,原因となるのは瞼板の方向性か,瞼縁での毛根の方向性かであると考えられる。前者であれば瞼板を支える靭帯などに問題があり,眼瞼の骨格を考えた根本的治療が必要である。後者であれば眼瞼前葉と後葉の関係に問題があるので,それを是正する治療をする。
眼表面に対する睫毛の方向性に異常がある場合,原因となるのは瞼板の方向性か,瞼縁での毛根の方向性かであると考えられる。前者であれば瞼板を支える靭帯などに問題があり,眼瞼の骨格を考えた根本的治療が必要である。後者であれば眼瞼前葉と後葉の関係に問題があるので,それを是正する治療をする。
参考文献
1)Tyers AG, Collin JRO:Colour Atlas of Ophthalmic Plastic Surgery. 2nd ed. Butterworth-Heinemann Medical, 2001
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