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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科60巻7号

2006年07月発行

文献概要

連載 今月の話題

コンタクトレンズによる老視矯正

著者: 植田喜一1

所属機関: 1ウエダ眼科

ページ範囲:P.1125 - P.1129

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 コンタクトレンズ使用者の高齢化に伴い,単に屈折異常の矯正だけではなく,老視の矯正も同時に行うことが求められている。従来の遠近両用コンタクトレンズは十分な満足度が得られないことや,処方の難しさなどの問題で,広く普及しているとはいいがたい状況であった。しかしながら,近年,遠近両用コンタクトレンズの種類も増え,処方しやすい環境が整いつつある。そこで遠近両用コンタクトレンズの種類と特徴を述べ,これらのコンタクトレンズを使用した老視矯正について概説する。

参考文献

1)曲谷久雄:老視用コンタクトレンズの再検討.あたらしい眼科 9:1829-1836,1992
2)植田喜一:遠近両用コンタクトレンズの処方.眼科診療プラクティス77(涙液からみたコンタクトレンズ処方):46-51,2001
3)植田喜一:遠近両用コンタクトレンズの処方.視覚の科学 23:69-77,2002
4)植田喜一:老視矯正からの選択.日コレ誌 47:93-102,2005
5)植田喜一:遠近両用ソフトコンタクトレンズの特性.あたらしい眼科 18:435-446,2001
6)柳井亮二・相良絵見・植田喜一・他:照準線共軸型遠近両用ソフトコンタクトレンズ装用時のコントラスト感度の低下について.日コレ誌 43:163-168,2001
7)植田喜一・佐藤里沙・柳井亮二・他:デザインの異なる遠近両用ソフトコンタクトレンズのコントラスト視力.日コレ誌 44:211-215,2002
8)植田喜一:コンタクトレンズにおけるMonovision.IOL & RS 18:111-117,2004
9)高見有紀子・赤池麻子・岡井佳恵・他:利き眼の程度の定量化について.眼紀 52:951-955,2001
10)不二門尚:調節機能,偽調節モノビジョン.IOL & RS 17:91-97,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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