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連載 眼形成手術手技17
眼瞼下垂―(3)前頭筋吊り上げ術
著者: 野田実香1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1134 - P.1140
文献購入ページに移動 前頭筋吊り上げ術は,吊り上げ材料で眉毛部の皮下組織と瞼板とを連結し,眉毛挙上で開瞼ができるようにする手術である。Bell現象が認められない場合でも,眼瞼下垂による視機能障害があり眉毛挙上ができれば適応である。当然,兎眼が生じないように低めに定量するべきである。
眉毛上部と瞼縁の皮膚を切開し,眼輪筋の下にトンネルを作製して吊り上げ材料を留置する(図1)。
眉毛上部と瞼縁の皮膚を切開し,眼輪筋の下にトンネルを作製して吊り上げ材料を留置する(図1)。
参考文献
1)Wong VA, Beckingsale PS, Oley CA et al:Management of myogenic ptosis. Ophthalmology109:1023-1031, 2002
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