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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科61巻1号

2007年01月発行

文献概要

連載 今月の話題

屈折矯正手術に役立つ眼光学(2)―眼内レンズ挿入眼,角膜屈折矯正手術と眼収差

著者: 大沼一彦1

所属機関: 1千葉大学工学部メディカルシステム工学科

ページ範囲:P.7 - P.12

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 前回は,ザイデルの5収差とゼルニケ表現の関係について述べた。今回は,眼内レンズ挿入眼や角膜屈折矯正手術で起きる波面収差とそのときの見え方について,自作の計算機シミュレーションによって求めた結果を使って解説する。収差と瞳孔の関係および偽調節,コントラストについて,皆様の理解のお役に立てれば幸いである。

参考文献

1)大沼一彦:眼光学の基礎―波面収差とPSF.眼科 47:345-356,2005
2)Oshika T, Mimura T, Tanaka S et al:Apparent accommodation and corneal wavefront aberration in pseudophakic eyes. Invest Ophthalmol Vis Sci 43:2882-2886, 2002
3)http://arapaho.nsuok.edu/~salmonto/Zernike%20norms.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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