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文献概要
特集 眼科専門医に必要な「全身疾患と眼」のすべて 6.循環器疾患
片頭痛
著者: 鈴木幸彦1
所属機関: 1弘前大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.115 - P.117
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頭痛を主訴として眼科を受診する場合,その多くは眼窩周囲の痛みや深部の痛みを自覚し,眼科的疾患を見つけてほしいと思っている患者がほとんどであろう。なかには,他医ですでに頭部のCT検査やMRI検査を受け,異常がなかったために最後に眼科を受診したという患者も少なくないが,その場合に眼科医は屈折異常や緑内障など眼科的疾患の有無を診断するという役目を担うことが多い。
そうした頭痛のなかで,片頭痛(migraine)は前駆症状として閃輝暗点が現われることがあるため,最初に眼科を受診する患者も多く,典型的な前駆症状がある場合には,眼科医としても他の頭痛に比べて診断しやすい頭痛といえる。
頭痛を主訴として眼科を受診する場合,その多くは眼窩周囲の痛みや深部の痛みを自覚し,眼科的疾患を見つけてほしいと思っている患者がほとんどであろう。なかには,他医ですでに頭部のCT検査やMRI検査を受け,異常がなかったために最後に眼科を受診したという患者も少なくないが,その場合に眼科医は屈折異常や緑内障など眼科的疾患の有無を診断するという役目を担うことが多い。
そうした頭痛のなかで,片頭痛(migraine)は前駆症状として閃輝暗点が現われることがあるため,最初に眼科を受診する患者も多く,典型的な前駆症状がある場合には,眼科医としても他の頭痛に比べて診断しやすい頭痛といえる。
参考文献
1)寺本 純:頭痛.正しい知識と治し方.診断と治療社,東京,1996
2)水島 裕(編):今日の治療薬(2007年度版).南江堂,東京,2007
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