文献詳細
文献概要
連載 今月の話題
眼窩吹き抜け骨折へのアプローチ
著者: 中村泰久1
所属機関: 1聖隷浜松病院眼形成眼窩外科
ページ範囲:P.477 - P.482
文献購入ページに移動 眼窩壁の骨折を治療する目標は,障害された機能を回復することにある。初期診療では症状・症候から骨折を疑い,特に緊急手術を要する患者を見分けることが大切である。画像診断で病態を確実に把握し,治療方針を決定する。適切な手術を行うことにより機能の回復が自ずとついてくる。しかしながら一部で行われている副鼻腔からだけの手術は,果たして適切な手術であるといえるであろうか。
掲載誌情報