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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科61巻7号

2007年07月発行

文献概要

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あとがき フリーアクセス

著者: 根木昭

所属機関:

ページ範囲:P.1362 - P.1362

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 2014年の国際眼科学会(World Ophthalmology Congress:以下,WOC)が日本で開催されることになりました。従来,WOCは4年毎でしたが近年は2年毎になり,2008年は香港,2010年はベルリン,2012年はシカゴ,そして2014年が東京に決定しました。1978年に京都で開催された第23回WOCには皇太子殿下,妃殿下がご臨席され,世界82か国から約4,400人の参加がありました。若い人には大きな刺激になりますし,世界の眼科に日本の貢献を示すまたとない機会です。今から楽しみです。

 眼底3次元画像解析が先進医療に取り上げられ,検査料を自費で徴収できるようになりました。一種の混合診療ですが,将来の保険導入を前提とした保険外併用療法です。光干渉断層計などは多くの施設に配置され,すでに定着した検査法ですから当然,保険収載されるべきものですが,医療費削減の大方針のもとでは無理なようです。今まで請求していなかった検査料を,新規に自費で請求することには抵抗があります。自費検査料を低く設定すると,今度は保険に収載されるときに低い点数になるとのこと,高価な機器ですから高い費用も当然ですが悩ましいことです。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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