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Stargardt病―黄色斑眼底Ⅰ群
著者: 福井勝彦1 根木昭2
所属機関: 1旭川医科大学眼科 2神戸大学眼科
ページ範囲:P.21 - P.21
文献購入ページに移動フルオレセイン蛍光眼底造影は,網膜色素上皮細胞に蓄積したリポフスチンによる脈絡膜背景蛍光の遮蔽によるdark choroidで背景蛍光は全般に暗く,黄斑部は網膜色素上皮の変性萎縮により過蛍光(window defect)を示した(写真b)。インドシアニングリーン蛍光眼底造影では,両眼の黄斑部の変性萎縮病巣は造影早期から後期にかけてwindow defectにより脈絡膜中大血管が他の部位より明瞭に観察できた。視野検査で黄斑部の変性萎縮病変部位に一致した中心暗点がみられた。網膜電図はa波およびb波の振幅は低いが律動様小波に異常はなかった。
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