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連載 網膜硝子体手術手技・22
開放性眼外傷(7)一時的人工角膜を用いた2次的硝子体手術
著者: 浅見哲1 寺崎浩子1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部・感覚器外科学講座眼科学
ページ範囲:P.1634 - P.1638
文献購入ページに移動穿孔性眼外傷では,角膜損傷により角膜混濁が起きている場合や,前房内出血に高眼圧が合併し角膜染血症が起きている場合に,視認性が悪くなることがある。その際,角膜を通しての手術は不能となるため,一工夫必要である。
内視鏡を用いて眼内の処理を行うことも可能であるが,内視鏡の装置を持つことはどの施設でもできることではないし,その技術の習得もさることながら,外傷の処理をすべて内視鏡観察下に施行することは容易ではない。そこで,そのような症例において,より簡便に視認性を確保し,網膜硝子体の処理を容易にする方法を紹介する1)。
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