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コラム 私のこだわり
よいサージカルチーム
著者: 前田利根1
所属機関: 1オリンピア眼科病院
ページ範囲:P.159 - P.159
文献購入ページに移動いや,一番難しかったのは手の動かない助手と一緒に手術をやったことであろう。術中の強膜圧迫は慣れた助手と一緒でないとやっていられない。バックリングの際,鈎がうまく引けない助手とはやっていられない。数多くの白内障手術をやった後,最後に数件硝子体手術をやる。助手がへばっていたり,慣れていなかったりすると,術者は大変なことになる。手の動かぬ助手を叱ろうものなら,助手の手はますます萎縮して,何も手術が進まなくなる。クライオだったら自分一人でやれるが,周辺部裂孔周囲のレーザーとなるとそうはいかない。そんなとき,同軸照明のレーザープローブは大変助かるが,裂孔周囲の硝子体を切除するときばかりは自分一人でやるのはなかなか難しい。
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