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特集 網膜硝子体診療update Ⅲ.手術治療update
内視鏡の進歩
著者: 喜多美穂里1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科感覚運動系外科学(眼科学)
ページ範囲:P.171 - P.175
文献購入ページに移動はじめに
近年,消化器外科,泌尿器科などの分野では内視鏡手術の普及により,術後の回復・社会復帰が早くなっていることがよく知られている。眼科においても,従来の20G(ゲージ)硝子体手術に加えて,23G,25Gといった経結膜小切開硝子体手術が急速に発展しつつある。単に治すことから,いかに侵襲少なく治すかの時代に移行しているいま,眼内内視鏡が再び注目されている。
ここでは,眼内内視鏡使用の利点と,その使用の基本手技を中心に解説し,最後に,経結膜小切開硝子体手術でのその有用性について検討する。
近年,消化器外科,泌尿器科などの分野では内視鏡手術の普及により,術後の回復・社会復帰が早くなっていることがよく知られている。眼科においても,従来の20G(ゲージ)硝子体手術に加えて,23G,25Gといった経結膜小切開硝子体手術が急速に発展しつつある。単に治すことから,いかに侵襲少なく治すかの時代に移行しているいま,眼内内視鏡が再び注目されている。
ここでは,眼内内視鏡使用の利点と,その使用の基本手技を中心に解説し,最後に,経結膜小切開硝子体手術でのその有用性について検討する。
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