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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科62巻11号

2008年10月発行

文献概要

コラム 私のこだわり

手術者用の椅子

著者: 直井信久1

所属機関: 1宮崎大学

ページ範囲:P.297 - P.297

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 硝子体手術で私がこだわっているのは何かと問われたが,私はあまりこだわりのない術者ではないかと思う。硝子体術者をあえて分類するとすれば,multifunctionの器具を使用するかどうかで分けられるであろう。私は明らかにそれらを使わないほうに入る。

 私はすべてとはいわないまでも,多くの新発売の器具を試してきた。さまざまなコンタクトレンズ(正立も,倒立も,内部にミラーを組み込んであるものも),コンタクトレンズの支持リング,各種水平剪刀,マニピュレータ(Grieshaber),内視鏡組込レーザープローブ,ライトガイド付剪刀,Tornambe先生のTorpedo等々。そのなかでルーチンの使用器具として生き残ったものはまったくない。そういう意味で私は硝子体手術のミニマリストである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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