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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科62巻13号

2008年12月発行

文献概要

連載 もっと医療コミュニケーション・12

温かい医師は姿勢と動作でわかる―「動作学」の活用法

著者: 佐藤綾子12 綾木雅彦3

所属機関: 1日本大学藝術学部 2国際パフォーマンス研究所 3昭和大学藤が丘病院眼科

ページ範囲:P.1964 - P.1967

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 私たちは人の話を聞いていて,その話がおもしろければ身を乗り出し,目の前の相手のことが心配になれば斜め下から相手の顔を覗き込むようにして,目の色を窺おうとします。相手の話に退屈すれば,ついつい貧乏ゆすりを始めたりします。体は正直なのです。

 このような体の動き全般を研究する学問分野を「動作学(キネシクス)」といいます。「キネ(kine)」はラテン語の「動く」から発生しています。「映画」の「シネマ(cinema)」も,もともとは「キネマ(kinema)」から発生したもので,運動学は「キネマティックス(kinematics)」,テレビ用のブラウン管は「キネスコープ(kinescope)」という具合です。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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