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べらどんな
エジプト眼病
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ページ範囲:P.2017 - P.2017
文献購入ページに移動 病名に地名がついている例は多い。スペイン風邪は1918年から大流行したインフルエンザだし,イギリスでFrench diseaseと言えば梅毒を意味する。そのなかで眼科にもっとも関係が深いのが「エジプト病」である。
トラコーマはヨーロッパでも古代ギリシャの時代からあったが,慢性疾患であり,あまり注目をされていなかった。これが大問題になったのは19世紀に入ってからである。
トラコーマはヨーロッパでも古代ギリシャの時代からあったが,慢性疾患であり,あまり注目をされていなかった。これが大問題になったのは19世紀に入ってからである。
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