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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科62巻4号

2008年04月発行

連載 もっと医療コミュニケーション・4

コミュニケーションツールとしてのEBM

著者: 綾木雅彦1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院眼科

ページ範囲:P.586 - P.589

文献概要

EBMという医療の方法論

 「患者のための医療」という雑誌が2002年に篠原出版新社から発刊されました。言われてみれば当たり前のことなのですが,この頃から世間では大きく扱われるようになってきました。『患者は何でも知っている―EBM時代の医師と患者』(斉尾武郎(監訳),中山書店)という,ドキッとするような題名の本が2004年に出版されました。英語の題名は“The Resourceful Patient”,つまり非常に情報源がいま多いということです。そこで考えてみますに,いま期待されている医師のひとつの雛形は,エビデンスが活用できて,患者のための医療を心がけている医師であるといってもよいのではないでしょうか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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