文献詳細
文献概要
今月の表紙
Meesmann角膜ジストロフィ
著者: 小林泰子1 寺崎浩子2
所属機関: 1山口大学 2名古屋大学
ページ範囲:P.833 - P.833
文献購入ページに移動Meesmann角膜ジストロフィの微小囊胞は,ほとんどが透明で直接光での観察では消えてしまうため,虹彩からの反帰光を利用して角膜にフォーカスを合わせた。撮影に際し注意した点は病変部位を高倍率で撮影したことで,次のような撮影条件を設定した。患者の視線は正面を保ち,倍率25倍,絞り22,フラッシュステップ3,周辺フラッシュなしで,スリット長9mm,スリット幅2mmの光を右眼に当て,カメラを耳側に振りスリット光が虹彩からの反帰光となるように位置を調整して撮影した。撮影機材は,ZEISS社製フォトスリットランプ40SL-P(カメラはCanon EOS-1)を使用した。
掲載誌情報