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連載 もっと医療コミュニケーション・7
訴えるべきか,訴えざるべきか,それが問題だ―医師の時間と患者の時間にはゾウとネズミより違いがある(医療クロネミクス―私の場合)
著者: 佐藤綾子12 綾木雅彦3
所属機関: 1日本大学藝術学部 2国際パフォーマンス研究所 3昭和大学藤が丘病院眼科
ページ範囲:P.1170 - P.1172
文献購入ページに移動2006年1月30日(月)の午前10時。私はT大学附属病院の外科で鼠径ヘルニアの手術を受けました。年甲斐もなく,その前年末にクラシックバレエのレッスンで張り切りすぎ,左足の片足ジャンプを何百メートルもやったあと,左足がズキズキ痛くなり,股関節が炎症を起こしていることがわかりました。一時的な捻挫状態です。でも仕事があります。左足を引きずりながら右足だけに体重をかけ,たくさんの講演や授業をこなしていました。
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